ウサギ、出せますか。

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突然ですが皆さん。ウサギ、出せますか。見たことありますよね、シルクハットからウサギが出てくる手品。でも、自分ではできないでしょ?そうなんです。シルクハットからウサギが出てくる手品を何度見ても、あなたは自分ではウサギを出せるようにならない。自分でウサギを出せるようになるには、まず手品師に弟子入りして、そのからくりを教わらなくてはなりません。ただシルクハットとうさぎを買ってきて見よう見まねで何回練習してもできるようにはならないのです。これが、努力しているのに勉強ができるようにならないからくりなのです。誰かがあなたの目の前で問題を解くのを何回見ても、あなたは自分では解けるようにはなりません。かといって、わけも分からずただ練習しても、やはりできるようにはならないのです。自分で問題が解けるようになるためには、手品師に弟子入りして、手品のタネを知り、それを使って繰り返し練習する必要があるのです。

私達の塾である西進塾のモットーは、手品のタネを皆さんに教えることです。そしてそのタネを上手に使って問題を解けるようにする練習のお手伝いをすることです。

当塾は、塾長である富田が、予備校で得た知見をより広く多くの方にお伝えすることによって、英語という手品のタネを世界に広めることを第一の目的として成立しました。さらに、数学という、中高生が一番つまずきやすい科目、しかもつまずいてしまうことで場合によっては人生の選択肢を狭めてしまう原因となる科目のタネを、富田の教え子を中心とした東大生の講師が伝えていくことをもう一つの使命と考えています。英語も数学も、シルクハットからウサギが出てくる手品と同じで、とても単純なからくりの組み合わせでできています。ただ、そのからくりを身につけなければ、ただ見ているだけではわからない、という種類のものなのです。一流の手品師になるには、しっかりタネを習得してしかも多くの練習をこなすことが必要なのでしょうが、英語や数学はそこまで大変な修行は必要としません。むしろからくりが分かってしまえば手品よりもよほど単純なものかもしれません。そのようなからくりをちゃんと知って自分で納得して生きていきたい、という気持ちのことを、「知的好奇心」といいます。知的好奇心にあふれている人はもちろん、知的好奇心というものに興味のある人でも結構。この世の中にある多くの手品のもとになっているタネを知りに、当塾の門を叩いてみませんか。

※数学に関しては「大学受験指導」を中心に行います。英語は大学生講師は受験指導も担当しますが、塾長本人は受験のための偏った指導を当塾では行わず、より広い視野に立って英語という仕組み全体を見ていくお手伝いをさせていただきます。塾長による大学受験指導は、塾長の出講する学校法人代々木ゼミナール本部校及び新潟校にて受講していただけます。