皆さんは、英語を暗記と経験によって力技でねじ伏せる科目だと思っていませんか。だとすれば、とても不幸な勉強をしていることになります。英語というのは自然言語ですから、それを母国語とする国に生まれ育てば、五歳の子供でも理解できるようになります。それが示す所は、英語は極めてコンパクトで統一されたシステムなのだということです。そういう認識に立って、まず英語という言葉の全体像を捕まえたいと思う人は、是非私のところにお出でください。ただし、その時に持っていて欲しい心構えが2つあります。一つは、頭の中を白紙にしておいでになること。単語とか、これまで覚えたものは勿論役に立ちますが、それは全く考え方を変えて行った上でのことです。恐らく他のところで聞く英語の話と私の話すことは、特にはじめの部分が大きく違って見える（見えるだけです）ので、今までやってきたことに対するこだわりを捨てないと、苦労が大きくなります。もう一つは、好奇心と忍耐を持つことです。私の話す英語のお話は、コンパクトで統一されてはいますが、30分話すだけでちちんぷいぷい、というわけにはいきません。話すだけで数十時間、それを受け入れ、うまく使えるようになるためにさらに数百時間が必要です。勉強は山登りと同じです。はじめのうちは視界も開けず、なんのために登っているのか、疑問に思うこともあるでしょう。勿論予備校と違い、私との距離は近いので、疑問を訴えていただくことはかまいません。でも最初の坂を登りきらなければ、稜線上に出てあたりを見回すことはできないのです。一旦稜線上に出てしまえば、そこから先は目標も見え、自分の登ってきた道の高さもわかります。そうなるまで、最低数ヶ月は好奇心を失わず、忍耐を持って取り組んでいただくことが是非とも必要なのです。
興味を持たれた方は下記メールアドレスまでメールでご連絡ください。