保護者の方へ

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私がこの後当塾でお付き合いさせていただく「生徒さん」は何らかの目的で英語を学びたいという人々ですから、既に成人されている方も、未成年の方もおられると予想されます。

生徒さんが未成年の方の場合、保護者の方とも当然お付き合いすることになると思っております。そこで、いくつかご理解頂きたいことをお伝えします。

私は、生徒さんが成人であれ未成年であれ、一人の人格として、ご本人固有の意志をお持ちの方であると考えてお付き合いさせていただきます。そのため、ご本人から聞いた話を全て保護者の方にお伝えすることは致しません。勿論、安全上の問題に関わると私が判断した時は、必要なことはお伝えしますが、それ以外は、お問い合わせいただきましてもお答え致しかねる場合もございます。

生徒さんが未成年の場合、連絡なくおいでにならなかった場合は必ず保護者の方にご連絡を差し上げます。それは生活管理という意味ではなく、あくまでも生徒さんの身の安全を考えての処置ですので、その旨ご理解を頂きたいと思います。

生徒さんの成績や状況は、まず生徒さんご本人に開示し、その上で必要な話し合いをご本人と行います。金銭が関わることや、退塾、クラス変更など、大切なことは保護者の方にもご報告、ご説明を申し上げますが、基本は、生徒さんとの話し合いで進めさせていただきます。

当塾は交通至便で、治安も比較的よい場所にございます。なるべく、生徒さんご自身の足で通っていただきたいと思います。お送り、お迎えを禁じることは致しませんが、将来のことを考えれば、なるべくお一人で行動していただく方がよいと考えていることは申し上げておきます。特に、近隣の迷惑もありますので、自動車での10分以上のお待ち合わせはご遠慮ください。また、自転車通学は現状禁じてはおりませんが、スペースに限りがありますので、状況によって変わることがあることをお伝えしておきます。

立派な成人でいらっしゃる保護者の方々に、私のような者がこういうことを申し上げること自体、僭越であるのは重々承知致しております。けれども、昨今なかなかそういうことが不文律として通用しないという、理解し難い状況になってきていることも事実です。殆どの保護者の方にとってはごく当然のことと思われることばかり書き並べましたが、その点ご理解を頂きたいと思います。

私も親の端くれですから、子を思う親の気持ちはよくわかります。でも同時に、やはり一人の親として、子どもの内面や将来は、親の力ではどうにもならないこともよく承知しております。親は子より早く死ぬのが世の習い。そして自分が死んでからは親に何もできないことは豊臣秀吉の例を引くまでもないことと思います。なので、時に心を鬼にしてでも、子を自立させるように押しやることは、すべての親にとって、苦しくても通らなくてはならない道です。またまたわかりきったことを申し上げてしまいましたが、私としては、保護者の方々が、そういう思いを抱えつつ耐えておられることを、同じ立場に立つ者として理解した上で、このようなことを申し上げていると分かっていただきたいと思い、色々と余計なことを申し上げました。

必要とあれば、保護者の方と時間を取ってお話することも吝かではありません。具体的なご質問などあれば、個別にお答えしていきたいと思います。

興味を持たれた方は下記メールアドレスまでメールでご連絡ください。

seishin@tomita-english.com